VMware Player
インストール
なかなか熱いVMware Player。
うちのチームではVirtual ServerやVMwareが常駐している仮想マシンサーバがあるのだが、プロジェクトが複数並行して動いてるときはサーバが重くて効率が下がる。メンバー各自のマシンもそれなりの性能がある昨今は自分のマシンで動かしたほうがよっぽど快適であるのだが、ライセンスの問題でできないのが現実。
であったのだが、VMware Playerの公開でこれが解決。はやくも全員のマシンにインストールされたーよ。
仮想マシン作成?!
新規の仮想マシンが作れないのが特徴?であるのだが、自分で定義ファイルを書けて仮想ディスクを作れる人ならば、当然自分でOSのインストールが可能だよね。
んで、軽く試してみた。
まずvmxファイルを作成する。
# blank.vmx config.version = "8" virtualHW.version = "3" displayName = "blank" guestOS = "win98" memsize = "1024" nvram = "blank.nvram" usb.present = "TRUE" # ide0:0.present = "TRUE" ide0:0.fileName = "blank.vmdk" ide0:0.redo = "" # ide1:0.present = "TRUE" ide1:0.deviceType = "atapi-cdrom" ide1:0.fileName = "F:" # ethernet0.present = "TRUE" ethernet0.addressType = "generated"
いろいろパラメータがあるのだがある程度は補完したり、デフォルトを使ってくれるみたい。とりあえずHDDとCDROM、NICがあればいいかな。
次に仮想ディスクの作成。フォーマットは標準のvmdkがよいのだが、VMware付属のユーティリティ以外ではなかなか見つからない。結局qemu付属のqemu-imgに頼ってしまった…。qemu入れるんならqemuでインストールした方が(ry。自信はないがrowディスクもVMwareで使えたと思うので、こっちなら他の方法があるだろうね。
D:\Temp>qemu-img create -f vmdk blank.vmdk 2G
で、Playerの実行。引数にvmxファイルを指定できるようだ。もちろんスタートメニューから起動してもよい。
D:\Temp>vmplayer blank.vmx
たまたま近くに転がっていたWindows98をインストールしてみたけど、問題なく完了した(一度guestOSパラメータをotherにしてたせいでインストール途中に固まったけど…)。
ただ、VMware付属のVMware Toolsを入れないとVGAのままなので、やっぱりVMwareやVirtual Serverでインストールした仮想マシンイメージを使うのがよいようだ。VMware用のドライバも配布してくれないかなー。